◆ピラタス・ブリテンノーマンＢＮ−２アイランダー

　１９７８年に調布、竜ヶ崎から伊豆諸島の離島（大島、新島）へ定期空路を開設する際に使用機材となったのが既に事業用で導入していたブリテンノーマン社製の９人乗りの双発レシプロ軽輸送機アイランダー型機で、その後路線の拡充に伴い順次増強一時は５機を数えましたがドルニエ機の導入や経年化に伴い現在は３機が調布を拠点に大島、新島に就航しています。

ピラタス・ブリテンノーマン＜ＢＮ−２＞アイランダー
ピラタス・ブリテンノーマン ＢＮ−２Ａ−２０ （ＪＡ５１９５） ２００４．１売却抹消	ピラタス・ブリテンノーマン ＢＮ−２Ｂ−２０ （ＪＡ５３１９）

　◆ドルニエＤｏ−２２８

　夏期など繁忙期に不足する輸送力の強化が急務だった同社はその切り札としてドイツ・ドルニエ社製の双発ターボプロップ旅客機、ドルニエ２２８型機を選定、国や都の助成金を受けて現在までに２機を導入、調布を拠点に大島、新島、神津島に就航、輸送力強化やスピードアップに貢献しています。

　◆ボンバルディアＤＨＣ−８型機

　１９９８年、天草空港開港を前に地元自治体・企業が出資して設立された第３セクターの天草エアラインが選定したのが３９人乗りのボンバルディア社製のＤＨＣ−８−１００型機で２０００年春から就航、現在まで１機のみが導入され、天草を拠点に福岡、熊本を結んでいます。

ボンバルディア＜ＤＨＣ−８−１００＞
ボンバルディア　ＤＨＣ−８−１００ （ＪＡ８１ＡＭ）

　◆ピラタス・ブリテンノーマンＢＮ−２型機

　１９９６年、旭伸航空が新潟〜佐渡線に就航するにあたって導入したのが日本でも既に新中央航空や長崎航空で導入実績のある９人乗りのアイランダー機であり、機体にはトキの飛ぶ姿が描かれています。２００２年に１機が追加導入され現在は２機で運航されています。

ピラタス・ブリテンノーマン＜ＢＮ−２＞
ピラタス・ブリテンノーマン　ＢＮ−２Ｂ−２０ （ＪＡ０２ＴＹ）

　◆ピラタス・ブリテンノーマンＢＮ−２型機

　同社のチャーター便事業の主力を担っているのがコミューターエアラインの機材としてお馴染みのアイランダー型機で１９９１年に１機を導入、さらに近年新中央航空から１機を購入、現在は２機を運航しています。

ピラタス・ブリテンノーマン＜ＢＮ−２＞
ピラタス・ブリテンノーマン　ＢＮ−２Ｂ−２０ （ＪＡ５３２０）