BOMBARDIER DHC-8-300
公開:2005年4月20日
改訂:****年**月**日 |
BOMBARDIER DHC-8-Q314(JA801K)
エアーニッポンネットワーク/羽田空港(第2ターミナル展望デッキ)
優れた離発着性能と低騒音で順調な滑り出しを見せた30席級のDHC−8型機の派生型として長胴化を図り50席級とした双発ターボプロップ旅客機が本機、DHC−8−300型機です。
■開発の歴史 |
コミューター航空を支える30席級のターボプロップ旅客機として順調に注文を集めていたDHC−8型機についてデハビランドカナダ社では派生型として100型をベースに長胴化して50席級とする機体開発を1985年に発表、300型とされた機体はまず100型の初号機を改造する形で1987年5月に初飛行を果たしました。
■特徴 |
本機の最大の特徴は、100型の胴体を3.43m延長したことでこれにより標準座席数は50〜56席となり、エンジンについては2340軸馬力を発揮するP&W製<PW123>を搭載することで離陸重量の増加に対応、さらに主翼端の延長も図られています。
■生産と派生型 |
本機最初の機体は1989年2月に引き渡され以後、最大離陸重量を増加させて燃料搭載量を増やし航続性能が向上した300A型やエンジンを改良型の<PW123B>(2535軸馬力)に換装して離陸性能の向上が図られた300B型、sらさらに高温高地での運航を容易にすべく40℃まで離昇出力を維持できるようにした300E型が生み出されています。
■日本のダッシュエイト(2) |
日本ではエアーニッポンが経年化したYS−11型機の代替機としてQ300型を選定、2001年8月に導入された機体は本機運航にあわせて設立されたエアーニッポンネットワークへ移管、その後現在までに5機が導入され主に北海道内のローカル線と羽田と大島、三宅島といった伊豆諸島を結ぶ離島路線で活躍しています。
さらに国土交通省航空局が飛行検査機として運航しているYS−11型機の後継機として本機の導入を発表しています。
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||